前から考えていたのだけれど,読み聞かせを英語にすると,やっぱりstory-tellingになるのかなぁ?

次のサイトを見ると,story-tellingはやはり図書館職員が行なうものだというニュアンスが強いように思います。どちらかといえば,この言い方のほうがプロっぽい。
http://www.worldwideschool.org/library/books/socl/education/LibraryWorkwithChildren/chap46.html

一方,家庭の中で親が子に読んでやるのは,parents' readingとか,parents reading, parent readingといった呼び方もあるようです。
http://www.bookitprogram.com/parents/readinglist.asp

parent-child storybook reading……という長々しい言い方も見つけたけれど。ちとうるさい感じ。

用法が一定していないのは,比較的新しい言葉だからかもしれません。(辞書にもないしね。)

ついでに言うと,read alongだと,子どもが読むのに合わせて大人が一緒に読んでやる感じ(あるいは逆に,大人が読むのに合わせて子どもが声を出してみる,という感じか)。read togetherだと,親子仲良く“一緒に”が強調される感じかな?

一方,read aloudでは,あまり色がなく「声に出して読みあげている」。教室の中で先生が朗々と読みあげている感じでしょうか。

当面,公開の場でする「よみきかせ」はstory-telling,家庭内で親が子に読んでやるのはparent reading……ということで,わたし自身は使い分けていこうかなと思っています。