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2月28日のダイアリーにリストした松香洋子さんお薦め本の内容をだいたいチェックできたので、個人的な感想などをメモしておきます。
まず冒頭の Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?(おなじみ Bill Martin, Jrと Eric Carleのコンビによる本)ならびにFrom Head to ToeとThe Hungry Caterpillar(ともにEric Carle)は,娘が小さい頃から読み聞かせに愛用してきた本。特にBearとCaterpillarは娘もわたしもお気に入りです。
Eric Carleのわざとらしさを嫌がる人もいるけれど(時に、わたしも感じることがあるけれど)、Brown BearとCaterpillarについては、やっぱりいい本だなと思います。*1
The Berenstain Bears in the Nightは、図書館にありました。前に書いたような気もするけれど、前置詞を覚えるのに使えそうな一冊です。(by Stan and Jan Berenstain)ところが、娘はこれとSpooky Treeの二冊とも「怖い!」の一言のもとに拒絶。他のBerenstainシリーズは好きなので、ちょっと残念でした。
Dr. Seussシリーズのうち、The King, the Mice and the Cheese(by Nancy and Eric Gurney)は、個人的には絵柄も含めて気に入りました。王様のチーズに群がるネズミ退治のために、賢人たちは猫を連れてくるけれど、今度は猫が居座ってしまい王様は困惑。そこで居座る動物を追う払うために、次々と大きな動物が連れられてきたものの、最後には……という単純なお話。だけど、オチの絵がなんとも可愛いの。
In a People House(by Theo LeSieg & Roy McKie)とI'll Teach My Dog 100 Words( by Michael Frith & P.D.Eastman)は、言葉を覚えるための絵本としては合格点。だけど、他のSeussシリーズのようなビデオが出ていたら、なお使いやすいでしょうね。
なお一般に、Dr.Seussのシリーズは、特に初心者には、絵本単品ではわたしはお薦めしません。音源(テープやCD)もしくはビデオと本を併用しないと、あのリズミカルな言葉の楽しさや、ライムの楽しさは、なかなか分からないだろうと思うので。我が家では、ビデオが先でした。さんざんビデオを見ておいてから絵本を開くと、子どもは面白いように暗唱します(音を思い出してそのページの言葉を言う、という意味)。
残念ながら,The Lady with the Alligator Purse(by Nadine Bernard Westcott)は見つけられませんでした。ただ、表紙の絵柄がけっこう好きな感じだったので,同じ作家(Nadine Bernard Westcott)の
Nancy CarlsonのLife is Funは,絵柄も今ひとつ惹かれないし,Publisher's Weeklyの書評もいまいちだったので、これは当面パスしておくつもり。ただし、I Like Me!はいい本だと思うので、David Shannonの3冊(No, David!; Oh, David!; David Goes to School)と一緒に図書館にリクエストしてきました。ついでなので、Shannonの表紙を紹介します。
David ShannonのDavidシリーズは、もっと子どもが小さいときに知っていたら、あるいは自分の子どもが男の子だったら、きっとハマッていたに違いありません。かなりお薦めです。