サマーキャンプと呼ばれるものには、いろんなタイプがあります。もはや一昔前のことになりますが、わたしが英語のサマーキャンプを初体験したのは、高校一年のときでした。アメリカのマサチューセッツ州のYMCAの男の子たちが、ボランティア作業をするという理由で、日本の片田舎の小さな島にやってきたのです。日本側でも高校生のボランティアを募り、一週間、泊まり込みで一緒に公園作りの作業をしました。同年代の外国人と長時間一緒に過ごしたのはこれが初めで、本当にいい体験をしました。(子どもが大きくなったら、この種のキャンプにも参加させたいです。)
子どもが0歳のときには、児童英語を教えている先生がたのサマーセミナーにも参加しました。子どもの年齢はまだ対象外だったのですが、親が英語子育てに関心があるからと、特別に参加を許可していただいたのです。英語子育ての本も書いている先生を始めとする講師陣と、ネイティヴのスタッフ、英語を学んでいる子どもたちとその親とで、朝昼晩と盛りだくさんのアクティビティを英語で行ないました。今回、KENで開きたいのは、この種のキャンプです。
 娘が小学校に上がった昨年は、県内のインターナショナル・スクールのサマースクールに参加させてみました。こちらは一週間の通学制のプログラムだったのですが、親同士の交流が全くなかったのが残念で、KENのキャンプは親子巻き込み型にしたいと考えました。
そうは言っても,すべて親子で活動するのではなく、ネイティヴの先生に子どもたちを見てもらっているあいだに、大人のほうも別のセミナーを受けたりすればいいでしょう。児童英語講師の参加者が複数いたら、工夫をこらしたアクティビティの数々を披露しあってもいいですね。先生同士の研鑽にもなるし、子どもたちも学べるし、親も英語子育てのヒントを得られます。
さらに、みんなで英語でクッキングしたり、ゲームをしたり、歌をうたったり、アート制作をしたり、キャンプファイアをしたり……考えるだけでわくわくしてきます。きっと実現していきましょう! スタッフや講師になれそうな方もご紹介くださいね。あなたのご連絡をお待ちしています。