ブログというつかみ所のないメディア

昨日、秋学期の生徒募集の案内を作ったので、ようやくスクールのほうの教室便りを書き上げた。これまでは前月末に発行するようにしてきたけれど、さすがにキャンプの直前は何もできなかったため、8月号の発行が大幅に遅れた。そこで9月号と裏表で抱き合わせで発行することにした。ふうう……。

私がブログやKENのニューズレターとは別に、ごく少数でしかない生徒のためにこの教室便りを発行していると知った友人には、半ば感心し、半ば呆れていたけれど、わたしにとって、どんな簡単な内容のものでも、やっぱりお便り作りは欠かせない。ニューズレターを発行するということは、ひとつのサークル(人の輪)を作ること。生徒さんには生徒さんの利害と関心事があるだろうし、そこで書けること(書くべきこと)は不特定多数を相手にしているKENのニューズレターとはおのずと違ってくる。

でも、ブログっていったい誰のために書いているのだろう……そこらへんが、ちょい曖昧。時にわたしは、「うちの子」の英語力アップのために何か情報はないかとネットを検索していたかつての(今も同じ?)自分同様のママたちのために、意識的に情報発信している。時には友人たちの顔を漠然と思い浮かべながら、「こんないいもの見つけたよ〜!」と自慢めいた報告を書くこともある。「これはおかしい!」と、世の中に物言うために書くこともあるだろう。普通の日記のように、考えを整理したり、自分自身を奮い起こすために書くこともあれば、単なる備忘録に使うこともある。

こういうことを考え始めると、いくらでもものを言いたくなるわたしだけど、このブログはこういう話を突き詰めるべき場ではないね。やめておこう。ほらほら、他にもっと書くべきことが目の前のメモフォルダーにぶらさがっているぞ。