英語遊びと学習

以前、ここのブログでもよみきかせに使う一冊として紹介した本だが、先月のプレイルームで知り合いの英語インストラクターによみきかせをしてもらったことで、うちの娘もすっかり気に入ってしまった。

Who Stole the Cookies? (ナレーション・巻末ソングCD付) アプリコットPicture Bookシリーズ 8

ずっとねだられていて、ついこのあいだBeansで買ってやったら、それ以来、よみきかせごっこや劇ごっこなど、あれやこれやと遊んでいる。いつものことだが、今回はちょっと違うところがある。まだ読めない単語を指さしては「何て読むの?」と聞くようになったのだ。読みに興味が出てきた証拠。日本語でもこれが始まると、そろそろ自読が始まるものだ。どのレベルの本なら食いつくだろう……試してみなくちゃ。

考えてみれば、昨年の今ごろはまだ全然英語の「読み」に関心がなかった。娘が自発的に"No, David!"の「よみきかせ」を披露したのは3月末のイースターパーティだから、そこからまだ5ヵ月しか経っていない……と言うべきか、もはや5ヵ月も経ってしまった(のに、この程度?)と言うべきか。

今日は"Let's Go"の付録のCD-ROMで遊びたいと言い出したので、秋から娘のクラスで使うものより一つ下のレベル1を与えた。これならすらすらできる。遊んでいる様子を見ると、以前は音声と絵のみでゲームしていたが、今回は文字だけでも分かる言葉がずいぶん増えているようだ。その一方で、知っているはずの簡単な単語でつまづいたりもしているので、まだword recognitionが固まったとは言いがたい段階のようだけど。

それにしても、Let's GoのCD-ROMのゲーム内容そのものは、良い部分もあれば、あまりいただけない部分もある。ひとつの課題をこなすのに、物理的にやたらと時間がかかるという意味で作りの悪いゲームがあったり、同じユニットのなかで難易度がまちまちだったりして、全体的にはアルクのスクールバスのほうが出来がよいかもしれない。それでも、レッスンに合わせて使うには、教材と連動しているゲームがあるのはありがたいし、実際、これで復習をさせればボキャブラリーなどの定着度はかなり良くなるのでは……と期待して、楽しみにしている。

あとの問題は、他の生徒もうちの子同様にコンピュータが好きか(自由に使えるコンピュータを持っているか)……ということだ。うちのチビは赤ん坊の頃からラップトップ一台を占有していて、もはやマウスは自由自在。今は一年生からコンピュータを使う機会があるようだけど、マウスを自由に操れない子は、コンピュータでゲームをすることがストレスだろうか? それともおもしろがるだろうか? ちょっと気にしておこう。

もうひとつ、娘が最近見たがるのは、松香フォニックスの「英会話たいそう」のDVD。「教室に置いてきた」と言ったら、「取りに行ってよ」と大騒ぎ。「明日ね」と言いきかせてどうにか逃れたけれど、あのダサイ踊りや歌のどこがいいのか、大人のわたしにはさっぱり分からない。