サイトワードの教え方――フラッシュカード? 単語カード? それともドリル?

最近、サイトワードのレッスンをもっと改善できるのではないかとあれこれ調べている。

迷いに迷った末に、ついに、これまではどちらかといえば避けてきたサイトワードのフラッシュカードまで購入してしまった。5種類のアクティビティが中に書いてある……とパッケージにあったので、少しは期待していたけど、結局、ほとんど役に立たない(何も楽しくない)ものばかり。他の本やESLの先生方が提供しているアクティビティで、うちの子たちにぴったり来るものは、もっと他にあるんじゃないだろうか……と、ついつい探してしまっている。

前に紹介した本に出てくる単語のカードも、初心者クラスの子の分はreproducibleのカードを手作りした(娘たちのクラスは宿題で手作りさせてみたい)。教室用の分はラミネートした。これでconcentrateや文章作りができる。

音声CDも、結局買ってしまった。とても簡単な文章なので、もはや不要かと思っていたのだけど、今度、新しく教える子たちに聞かせるために購入してみたところ、予想以上に録音が良かった。

サイトワードの教え方が難しい一因は、ネイティヴの子だったら就学前かせいぜい1年生の時に学ぶことを、日本人の子にはもっと大きくなってから教えるためだと思う。ドリルに頼ればたぶん楽だと思いながらも、どうしてもそれには納得できない。

こんなことに時間をかけてどうする? わたしの教え方は効率が悪いなぁ……と自分でも思うけど、性格だから仕方ないかなぁ……。