「普通のコーラ」って何と言う?

ドーナツの某チェーンショップで働いているママに教わった話。外国人のお客さんが来て、英語でコーラを注文した。だけどお店にはDiet Cokeしかない。そう伝えると客は苛立って、「だってそこにコカコーラのマークがあるじゃないか。私が欲しいのは“normal coke”だ!」と叫んだそうな。

で、彼女に「普通のコーラってnormalでいいんでしょうか……」と相談を受けた。とっさに、「そうも言いそうだけど、どちらかといえばregularじゃないかな……」って答えたのだけど自信はなかった。さっき思い出してGoogleで調べたら、"normal coke"は1万件に対し、"regular coke"は6万件を超えていた。どうにか面目を保てたわ……。

しっかし、こういうフツーの生活言葉って、かえってやっかいなんだよね。さっき、ハロウィーンのクラフトの本を見ていたら、toungue depressorというのが何度も出てきた。写真で見ると、アイスバーにささっている木製の棒のように見えた。何でこんな妙な名前なのかと思いきや、Your Dictionary.comでこんな定義を見つけた。

A thin blade for pressing down the tongue during a medical examination of the mouth and throat; a spatula.

これまたネットでちょっと調べたら、tongue depressorsは500本10ドルといった値段で販売されていて、子どものクラフトなどにもよく使われているらしいことが分かった。日本で言えば、綿棒やコットンを工作に使うような感覚なんでしょうね。

それにしても、normal cokeもtoungue depressorも、見出し数十万語の英和辞書には載っていなかった。そういう言葉をオンラインで調べられるのだから……今の時代ってすごいと、しみじみ思う。