学校が始まる

早いものです。もはや今日から子どもは学校。わたしも仕事の開始……がんばらねば^^;

ところで、ジュニア・オペラ公演の後、かなり強引に北海道ドライブ旅行をしてきました。まずはトワイライトエクスプレスで札幌入りし、美瑛や富良野で遊んでから、阿寒湖、摩周湖屈斜路湖を経て、世界遺産知床半島まで……面白かったけど疲れたぁ〜! 

次は9月19日、K-WISHの街角ライブが待っている〜! そうして11月末には、K-WISHの自主ライブ「LOVE」の開催!

9月19日のスケジュールはこちらを見てね。

秋は秋とて、慌ただしい日々になりそうです。

歌劇「終わらない夏の王国」明日が本番!

思えば2年前、ジュニア・オペラ・スクール(KJOS)のオーディションに娘を連れていった時には、「ヘンゼルとグレーテル」を演るはずだったのです。子どもはほとんど出ないオペラだし、少数精鋭で何人か選ばれて終わりかと思っていたら、なんと全員が入学することに。

やがて神田慶一さんが監督に就任し、子どもたち全員を使った創作オペラにすると方向転換。総勢70名ほどの子どもたちが、発声法から始まって、歌と演技と舞台のありかたをみっちり学んできました。そして、明日がいよいよ本番です。

昨夜、ゲネプロが終了し、帰宅したときにはすでに10時を大幅に回っていました。それなのに、娘は興奮さめやらぬ感じで、何を思ったかモーツァルトの伝記マンガを取り出してきて、読みふけっていました。

ここ数ヵ月間、親子二人で舞台の魔力にとりつかれてきたけれど、笑っても泣いても明日で終わり。

NHKMRO北國新聞北陸中日新聞等々でもご紹介頂いているようですが、単に「子どもたちのオペラ」といったノリの報道も見かけます。だけど実際には、総合的に、子ども目線でも、大人目線でも、じゅうぶん楽しめる作品に仕上がっていると思います。ストーリーはシンプルですが、子どもは出演する子どもたちの大人への反発や冒険心、不安、喜びなどを共有するでしょうし、大人は自分たちの子どもに対する接し方をはっと振り返る瞬間がありそうです。音楽的にも、旋律とハーモニーはけっこう複雑なんですが、その分、聞いていて飽きないから、お子さんはもちろん、音楽好きの大人も楽しめるかと思います。衣装や舞台展開も魅力的なので、お子さんの初オペラ体験にもいいですよ。

ちなみに前売り券の販売は今日までです! 指定席はすでに売り切れですが、自由席大人4000円、子ども2000円、明日の当日券はそれぞれ500円アップになります。金沢でこども向けオペラを観られるチャンスはめったにありません。お奨めします。

久々の英語(関連)ダイアリー

このところ、ほとんど「音楽」ダイアリーに化しているここですが、まあ、英語もそこそこ、それなりにやっております。

娘は秋に開かれる英語暗唱のコンテストに出たいとかで、練習やる!……(と言ったまま、別に何もしてないのですが。)やるのかな〜? あいつなら、やっぱりやるんだろうなぁ……。

母のほうは、まさに英語力を生かした新しいお仕事を先週から始めました。英語の児童文学の分析です。けっこうおもしろくて、はまっています。

平和がいちばん!

先日、ふとしたことから子どものとのあいだで、こうした芸術活動に力を降り注げるのも世の中が平和だからだよね〜という話になりました。そういえば、選挙も迫ってきてます……そこで、次のようなサイトを見つけました。見比べてみると各政党の女性に対する扱いの違いが、けっこうよく分かります。女子どもや芸術活動をバカにしない国にするために、たいせつな一票をどこに入れるかの参考にしてみてはいかがでしょうか。

【特設:衆院選】比べてみよう! 質問別回答対照表

ほかにもウィメンズ・アクション・ネットワーク(WAN)のサイトには、参考になる情報が満載です。

創って、演じて、観て楽しむジュニアオペラ!

恐るべしオペラの練習。子どもたちは2年間も歌や演技を練習してきた。監督やデザイナーさんは、もてる才能と労力をこの創作オペラに注ぎ込んできた。大人やスタッフもこの半年間は本業そっちのけで練習や準備を進めてきた。……今日から3日間は、午後から、普通なら小さなこどもはとっくにベッドのなかにいる夜遅くまで、オーケストラアンサンブル金沢(OEK)と合わせる練習がみっちり続きます。衣装もつけるし、明日からは化粧もつける。

そしていよいよ、4日後の22日土曜日午後3時には、金沢ジュニアオペラスクール(KJOS)のオペラ「終わらない夏の王国」の開演です!

……信じられないけど、これが現実。

子どもも大人も舞台の厳しさと喜びを学びつつ、懸命に自分の役を演じ、歌っています。まだ自由席のチケットはあるようです。きっと感動をお届けしますから、ぜひご来場ください。チケットに関するお問い合わせは、次の窓口までどうぞ。

<<チケット取り扱い窓口>>↓↓↓の下線のところにはリンクを張ってあるので、クリックしてね!
チケットぴあ(Pコード:320-315)
金沢歌劇座
香林坊大和
石川県立音楽堂チケットボックス

KJOSスタッフ・ニュースに、衣装をつけた練習風景の写真があるので、ここをクリックしてみてね! 少しは舞台の雰囲気を感じていただけるのではないでしょうか……。本番はもっとステキですよ!

KJOSスタッフ・ニュース最終号

今さっき、KJOSスタッフ・ニュースの第7号をアップロードしました。こちらでご覧ください。8月22日のオペラ「終わらない夏の王国」のある場面の衣装をご覧頂けます。本当にステキな衣装で、舞台の上で見たらさぞかしステキだろうと、とても楽しみです。

歌の方も、子どもたちはこの2年間で信じられないくらいに上手になった。とはいえ、ソリストのオペラ歌手の方々の歌はやはり格別で、聴き応えがあります。物語はシンプルなんですが、最後のシーンは感動的で、涙腺の弱いわたしは、練習しながらすでに視界がぼやけてしまう……。

練習量が膨大なため、今年の夏も英語キャンプはできなくなってしまったけれど、その分、こんなすばらしいプロジェクトに親子で参加することができて、本当に恵まれているなぁ、幸せだなぁとしみじみ……。

OEKとの音合わせ

今日、オペラ「終わらない夏の王国」の練習で、初めてオーケストラアンサンブル金沢(OEK)との音合わせをしました。音楽堂の舞台に並んで歌ったこと自体が初めての経験でドキドキ。自分が歌うところにきたら、声はうわずり、ちゃんと息をつけず、声量も完全にオケに負けていて……ううむ、胃が痛い。

おまけにボラや翻訳や友人との共同研究等々の仕事が溜まりに溜まっているところに、今日からある大学教授の研究のお手伝いの仕事を始めることになった。今後のことを考えると、大学の仕事は断るわけにはいかなくって……辛いところ。ともかく、小さい仕事から一つずつ終わらせていくしかないなぁと覚悟した。

そして、暇を見つけて発声練習をしなくっちゃ!

蛇足ですが、指揮棒を振っている神田監督、いつもよりずっとかっこよく見えました(^o^)!