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『発想転換の子ども英語』で松香洋子先生は長年子どもたちに読ませてきたものとして紹介している絵本12冊(小学生の各学年2冊ずつ)を集めてみました。基本的に、1年生用2冊、2年生用2冊……の順に並べています。
Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?
by Bill Martin, Jr.&Eric Carle
Bears in the Night*1
by Stan and Jan Berenstain
From Head to Toe
by Eric Carle
In a People House
by Theo LeSieg & Roy McKie *2
The Berenstain Bears and the Spooky Old Tree*3
by Stan and Jan Berenstain
The Very Hungry Caterpillar
by Eric Carle
The Little Red Hen*4
The Lady with the Alligator Purse
by Nadine Bernard Westcott
The King, the Mice and the Cheese*5
by Nancy and Eric Gurney
Life is Fun
by Nancy Carlson*6
さてどうでしょう? わたしは、全体的に思ったより簡単な本を選んでいるんだなぁ……という印象を受けました。英語を習っていない子に読むことが前提になっているのでしょうか? 最近のエリック・カール人気で『はらぺこあおむし』のボードブックはかなり普及しているので、4年生になってから読んでも「赤ちゃんの本」だと受けとる子がいるんじゃないかと気になります。(きっと松香先生がこの本を選定した頃には、まだそんなに知られていなかったのでしょうね。)
*1:*2つ該当する本が見つかったので、両方の表紙を紹介しておきます。後者はThe Berenstain Bears in the Nightというタイトルが正式です。どちらも作者は同じです。Martin&CarleコンビのBrown Bearも最後の部分が若干違うバージョンがあるように、こちらも基本的には同じ本なのかもしれません。ロングセラーが多い絵本では、こういうことがよくあるので、基本的に現在も入手できる可能性が高い新しいほうの表紙を載せていくようにします。
*2:AmazonではDr. Seussの本ということになっているようです。
*3:松香先生はこの12冊中、BerenstainとEric Carle、Dr. Seussから複数選択なさっています。
*4:この有名な童話だけ、唯一、本が指定されていません。2月15日のダイアリーで紹介したLearn To Read With Classic Stories, Grade 1の冒頭に、この物語が載っています。
*5:今はやたら高い古本しか入手不能のようです。さて、図書館をあたってみる……?
*6:個人的には、同じ作家のI Like Me! (Picture Puffin Books)のほうは好きなんですが……。