カナダに住んでいる弟の息子たちが大好きだったために、我が家に大量にお下がりがきた本のひとつにフランクリンのシリーズがあります。カメとクマとカワウソが仲良しだという妙な設定なのですが、子どもは気にならないらしく、思い出したように引っ張り出してきては、読まされます。

日本ではあまり知られていないように思いますが、ほのぼのとしたいいお話が少なくないのでご紹介します。昨夜は↓を読まされました。

Franklin's Bad Day

Franklin's Bad Day

大好きなカワウソちゃんが引っ越してしまい、ソリはぶつかり、スケートはできず最悪の一日……だけど、パパに言われてカワウソちゃんにいっぱい手紙を書いたフランクリンは「離れていてもいつまでも友達」と、すっかり気持ちを取り直す……といった筋書きなんですが、文章もよく、イヤミがありません。

おまけですが、カナダ版のVHSには常に聴覚障害者用のクローズド・キャプション(CC)というのがついています。(法律で義務づけられているようです。)1〜2万円くらいで買えるCCのディコーダを使えば英語のセリフが字幕になって流れます。子ども版のアニメといっても、ナチュラル・スピードについていくのはたいへんなので、一緒に見ている親には重宝する機械です。