Beatrice's Goat

9歳のウガンダの少女をめぐる実話を元にした絵本。Charity(募金)をテーマに取り上げた英語のクラスで紹介された一冊なのですが、シンプルな文章が美しく、アフリカの村を描いた絵もほどよくエスニックかつカラフルでなかなかいい感じ。New York Timesのベストセラー・リストにもしばらく載っていた本だとか。

貧しくて学校にいけなかったBeatriceが、Income Raising Project*1によって寄付された山羊のおかげで教育を受けられるようになったという美談なのだけど、嫌味がなく、心温まる物語です。ヒラリー・クリントンのあとがきも良い。

Beatrice's Goat

Beatrice's Goat

いつか娘に、こういうのをゆっくり読んであげたいな。

*1:かつてバイトしていた民間の国際支援グループでは,この手のものをそう呼んでいたように思う