お金儲けじゃなくて……

少し前、英語教室を以前やろうとしたけど、結局、やめた人の話を聞いて、なるほどなと思ったことがあります。

彼女が言うには、「英語教室をしている」と言うだけで、「この人、うちの子どもを生徒に引き入れることで、「儲ける」つもりなのでは?」といったことを思われて(思われたように感じて)、とても続けられなくなった……という話だったんです。別の人も、似たようなことを言っていました……それを聞いて、なんかわたしも、とてもやりきれないな……という気持ちになっちゃった。

今、うちの教室は小学生3人、大人3人……という、ささやかな規模でやっています。無理せず、わたしが博士論文を書いているあいだも理解してくださった方々だけが残った。そうやってやっている「内輪のレッスン」では、準備のために使う時間、教材に使えそうなものを購入して検討したり、教授法を研究したりする時間と労力と費用……等々を考えると、とてもじゃないけど、「儲けている」という感じではない。(フランチャイズをやめたから……なんだけど、そのことは全く後悔していない。)にも関わらず、「英語教室を開いている」ということをだれかに言われるたんびに、そこに居合わせた人たちから、「ああ、儲けのためにやってるのね、それだったら、うちの子どもは他に(大手に)やるわ……」みたいな感じの対応を受けて、けっこうしんどい。

もうやめようかな……今、すでにやっているクラスの補充だけでいいかなぁ……という気分になりつつある。うちの娘がやってるクラスは、少々レベルが高いから英語が初めてのお子さんは難しいと思うし。かといって、生徒の数を増やすために、レベルを下げるということは、全く考えてないし。でも、娘の使った教材が山ほど残っているし、もっともっとヒマになったら、どこかでボランティアで英語遊びしてあげようかなぁ……なんて思ったりしています。