最近,Graded Direct Method英語教授法(略してGDM)というのが注目を浴びている。この方法を広めようとしているグループや研究会はいくつもあるけど,下記の研究会の情報が詳しいようです。GDM東日本からは資料も送っていただきました。記して御礼申し上げます。

GDM英語教授法研究会
東日本支部
http://www33.ocn.ne.jp/~blahblah/
西日本支部
http://www.gdm.pos.to/

一方,Start with Simple Stories(SSS)英語学習法というのも目にします。実のところ,個人的には,子どものためのリーディング指導法を探していたときに,次の本を通じて先にSSSを知った。

親子で始める 英語100万語!

親子で始める 英語100万語!

SSSとは英語多読によって英語力を高めようとする学習法で,大人も子どもも「100万語」を目標に英語の本をどんどん読みすすめていく。最近は,英語多読を通じて英語力アップを狙った学習塾も出ている。(たまたま目についたのを紹介すると→http://www.seg.co.jp/tadoku/index.html)。

SSSはGDMの理論に則った読書を通じた学習法と位置づけることができそうだ。より多く英語に接すれば英語力がアップするのは当然なのだが,そのためにはお金もかかるし,時間もかかる。そこで,効率よく学ぶ方法論が登場してきたということだろう。

昨年秋には,ついに多読・多聴の雑誌まで登場した。この値段で多聴のためのCDまで付いている。Longman Story StreetやOxford Reading Treeも「お試しできる」のだからお買い得だと思う。


多聴多読マガジン 2006年 vol.1 / 2006 Autumn

多聴多読マガジン 2006年 vol.1 / 2006 Autumn


自分の,あるいは子どもの英語学習法としてGDMやSSSに興味のある人(わたしがそうだけど)は,まずこの雑誌から手に取ってみてはいかが?