昨日のLittle WitchはRandom HouseのStep into ReadingのStep3だったけれども,たとえば手元にあるScholastic ReaderのLevel2(Magic School Bus Gets Recycled)を見ると,Little Witchよりはるかに難しい。実際,文字も小さく,ページあたりの文章量も多い。話の内容も複雑だ。(そもそも,科学シリーズのマジック・スクールバスがレベル2なんだもんなぁ〜,Random Houseのレイティングとはぜんぜん違う。)

このように,必ずしも各社で表示しているレベルやらステップやらが対応していないことは,読者がぴったりした本を探すのに苦労する一因になっている。RL(Reading Level)という統一規格(?)もあるようだけど,必ずしも本そのものにこれが表示されていないので,ガイド本やパンフレットが手放せなくなる。

それに,必ずしも年齢があがるのにしたがってレベルやステップが順に上がっていくわけでもないのも悩みどころ。読み聞かせるのと,子どもが自分で読むのとでは話が違うし,赤ん坊の頃に大量に読み聞かせる時点では,内容を把握したがる幼児期に比べて“難しい”ものを読んでかまわないからだ。

だいたい絵柄と1ページ当たりの文章の割合が目安にはなると思うけど,中を覗けないまま購入しなければならないネット注文に頼らざるをえない地方在住者は,ちょっと辛いよね。

結局,口コミを広げていくしかないんだろうな〜と思う。購入を迷った本があったら,ためしに検索してごらんなさい。誰かがネットで何か書いているかもしれないよ。(ただし,情報の取捨選択はご自分の責任で。)