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英語多読法(Extensive Reading)が英語力アップのために効果があるという報告をよく目にするようになったけど、子どもの多読法や親子のよみきかせを通じた多読法については、実践者のあいだでもまだまだ模索中のようです。わたし自身、その方面については勉強中なので、子ども(または親子)多読に役立ちそうな本を集めてみました。
◎多読そのものに関する本・雑誌
親子で始める 英語100万語!
わたし自身、娘への読み聞かせのヒントをいっぱいもらった本です。多読の基本的な考え方や進め方も分かるし、本の厚みのわりにはブックリストも充実しています。自分の英語力ブラッシュアップを兼ねて、子どもへの英語絵本/英語本のよみきかせを開始したい人に、特にお薦めします。
多聴多読マガジン 2007年 04月号 [雑誌]
昨年秋に発行された季刊誌「多聴多読マガジン」のNo.1とNo.3では、それぞれORTの1冊分がまるごと収録されているので、ORTを試してみたい人にもいいですね。
英語多読完全ブックガイド
出版社/著者からの内容紹介
●約1万冊の本の、題名、語数、YL、あらすじを紹介した、多読のためのブックガイドです。約300冊の特選の本については、本の表紙や詳しい内容紹介もしています。
●多読で英語力を伸ばしたい方、多読のための本を探している方、語数を数えるのが面倒な方、そんな方のためにこの本は作られました。
100万語多読入門【CD付き】
「非常にやさしい絵本から始め、段階的にレベルを上げ、多種・多様・大量の本を使うという段階的多読法を体験できる本。CD、簡易版読書記録手帳付き。」なので、すぐに多読を始められそうです。
amazon.co.jpの内容案内にもう少し詳しい「多読法」の説明があります。
◎多読法指導に関するもの
教室で読む英語100万語―多読授業のすすめ
子ども対象の多読法の指導例も出てきます。
英語は「多読」中心でうまくいく!
主に中高校生以上の多読法指導に関する本のようです。
第二外国語として英語(ESL)を学ぶ学生を対象にした多読法(Extensive Reading)の専門書。同じ著者コンビの訳本が出ているので、この本の邦訳ではないでしょうか。未確認ですが、以下に紹介しておきます。Extensive Reading in the Second Language Classroom (Cambridge Language Education)
- 作者: Richard R Day
- 出版社/メーカー: Cambridge University Press
- 発売日: 1998/04/16
- メディア: ペーパーバック
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多読で学ぶ英語―楽しいリーディングへの招待
◎英語絵本選びに関する本
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ネイティブスピーカーの子どもなら必ず読んでいる定番の絵本や読み物、教材などを紹介した本。この本に先立って、同じ著者たちが未訳本だけにこだわってまとめた本の紹介本もありました。
[rakuten:book:11115663:title]
えほんで楽しむ英語の世界
アメリカの図書館で司書をしている日本人女性が書いた本です。日本人のこどもたちにも参考になる点がいっぱいあります。各章のテーマに合わせたブックリストも付いています。
ほかにもいろいろあるので、思い出したら追加していきますね。